みらいのこども舎とは

みらいのこども舎 活動風景

みらいのこども舎は、
「地域の自然や人との関わりの中で生きることを楽しむ」
「こどもの時間を十分に味わう」
「親子が共に学び合える場づくり」
を理念に、島の自然や地域とのつながりを活かしたプログラムを通し、こども達の個性を尊重しながら、心身ともに健やか に過ごせる環境づくりを目指し、2019 年 4 月より活動をスタートした自然保育団体で、2023 年 3 月に広島県「ひろしま自然 保育認証制度」に認証されました。

こどもの成長過程において、自分の感情(喜怒哀楽)、意欲(やってみたいという気持ち)を持ち、好奇心(面白そうだと感じる気持 ち)を育む時間は、これから広い世界で生きていく上で大事な「原体験」となると考えます。そのために、時間を細かく分けないプログラムや環境を整え、こども時代に「こどもの時間」すなわち、自分のしたいことを一人で、または仲間と共にじっくり味わうことを大切にしています。

こども達、ひとり一人が豊かな想像力/創造力の素をたくさん吸収出来るように、興味を持ったことをとことん探求し、問い続け、満足感や達成感を自ら得て行くという積み重ねを大切にします。

何かが「出来る/出来ない」ということではなく、「自分の感情、意欲、好奇心に素直である」ということを通して、自己肯定感や他者への寛容性、「自分で考え、決める」という力を育んでいきたいと願っています。

●日々の活動の中で大切にすること

【地域の自然や人との関わりの中で生きることを楽しむ】
・海、山、畑など島の自然の中で、身体を使う、見る、触る、驚くなど、五感を通した学びを大切にします。
・野外活動や散歩を通して自分の足で歩くことを日常的に取り入れ、健康な身体の基盤を作ります。また、気候の変化や土に触れることを通して、強い身体(体温調整や免疫力)を育みます。
・地元で取れた旬の無農薬野菜や果物、旬の魚を食事に取り入れたり、自分たちで調理したりすることで、命を頂くということをより身近に感じられるように努めます。 ・様々な働き方/生き方をされている方を講師に迎えたり、ご近所の方や他の保護者の方と交流したり、多様な個性、価値観や考え方に触れ、見聞きしただけでは得難い感動や学び、気付きを大切にします。

【こどもの時間を十分に味わう】
・自分のしたいことを一人で/仲間と共にじっくり味わうことを大切にします。
・こどものファンタジーを大事にし、想像力/創造力を育みます。
・こどもの声や想いに耳を傾け、寄り添い、本人の意志を尊重します。感情(喜怒哀楽)、意欲(やってみたいという気持ち)、好奇心(おもしろそうだと感じる気持ち)を解放出来る見守り方、場づくりに努めます。
・四季の変化や生き物の生態を先生に、「なぜ」「どうして」「すごい!」と、能動的/受動的に考えを深める経験を積みます。
・縦割りクラスや親子組による大きな家族のような異年齢/親以外との大人との関わり合いや学び合いの中で過ごします。

【親子が共に学び合える場づくり】
・季節の手しごと、掃除、料理、木工・創作など、四季折々のことや、暮らしに必要なものを自らつくり出すなど、生活にまつわる様々なことを遊びながら身に付けていきます。
・畑で野菜を育てたり、海で魚介類や海藻を取ったり、山で筍を掘ったり、様々な体験を通して、自然の恵みや作り手の方への感謝の気持ちを育みます。
・火起こしや雨水の活用、コンポストトイレなど、ライフラインがストップした時への対処方法に親しみます。
・参観日の代わりに親子参加のピクニックやワークショップなどを開催します。
・日常的に絵本や歌、挨拶や簡単なゲームで英語を取り入れます。また、色々な文化に触れることによって、多様性への寛容力を育みます。
・親子でフィールドの整備(草刈り、剪定)やDIY、畑作業など様々なことに挑戦して頂けます。

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